2014.05.25更新

真福寺宝生院(大須観音)

         大悲殿

         布袋尊

所在地 愛知県名古屋市中区大須2-21-47
位置 北緯35度9分35.13秒
東経136度53分58.23秒
山号 北野山
宗派 真言宗智山派
寺格 別格本山
本尊 聖観音
創建年 元弘3年(1333年
開基 能信
正式名 北野山 真福寺 寶生院
札所等 日本三大観音
東海三十六不動尊10番
尾張三十三観音1番
なごや七福神布袋霊場
大名古屋十二支主管寺
文化財 真福寺文庫
古事記写本他(国宝)、
絹本著色仏涅槃図他(重要文化財)〕
公式HP 大須観音
大須観音(おおすかんのん)は、愛知県名古屋市中区大須にある真言宗智山派別格本山本尊聖観音。寺号は詳しくは「北野山真福寺宝生院(ほうしょういん)」と称し、宗教法人としての公称は「宝生院」だが、一般には大須観音の名で知られる。日本三大観音の1つとも言われる観音霊場である。なごや七福神の一である布袋像を安置する。寺内に、『古事記』の最古写本をはじめとする貴重書を多数蔵する「真福寺文庫」がある。
建久年間1190年代)、尾張国中島郡長庄大須に中島観音が発祥する[1]元亨4年(1324年)に後醍醐天皇大須郷(現岐阜県羽島市桑原町大須)に北野天満宮を創建。元弘3年(1333年)に同社の別当寺として僧能信が創建した真福寺が当寺の始まりである。
その後、慶長17年(1612年)に徳川家康の命令で犬山城主の成瀬正茂によって現在地に移転する。 明治25年(1892年3月21日には、境内にあった宝生座(芝居小屋)裏手からの出火(大須の大火)により本堂五重塔仁王門を焼失[2]第二次世界大戦名古屋大空襲による2度目の焼失後、昭和45年(1970年)に本堂を再建し、現在に至る。
大須の地名はこの大須観音の門前町が発祥の地である。