2017.06.25更新
明石海峡大橋
所在地 | 淡路市 - 神戸市間 |
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交差物件 | 明石海峡 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道28号 (神戸淡路鳴門自動車道) |
管理者 | 本州四国連絡高速道路 |
着工 | 1986年5月 |
開通 | 1998年4月5日 |
座標 | 北緯34度37分1秒 東経135度1分16秒 |
明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋。
パールブリッジの愛称がある。
全長3,911 m、中央支間1,991 mで世界最長の吊り橋である。1998年(平成10年)の開業以来、10年以上の長きにわたり「ギネス世界記録」に認定・掲載されている。1998年(平成10年)4月5日に供用が開始された。建設費は約5,000億円。
建設当初は全長3,910 m、中央支間1,990 mであったが、1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)による地盤のずれが発生し、図らずも全長が1 m伸張することとなってしまった。
完成時に愛称を募集し、のちに「パールブリッジ」と定められたがこの名前で呼ぶ人は少なく、管理者であるJB本四高速(本州四国連絡高速道路株式会社)では使用していないが、観光協会や本橋の写真(とくに夜景)を扱ったページなどでは「まさに愛称の「パールブリッジ」の名にふさわしく…」などと使用が見受けられる。省略して明石大橋と呼ばれることもあり、高速道路上の案内標識等でも同略称が使われていることがあるが(第二神明道路下り線等)、明石大橋は明石市の明石川を国道2号が渡る橋として本橋よりも先に存在する。
淡路島内のみならず、本州と四国を結ぶ3本の本州四国連絡橋(本四架橋)ルートの一つ「神戸淡路鳴門自動車道」として供用されており、交通量も本四架橋の橋の中では最も多く、四国と近畿、更には本州の各大都市間を結ぶ交通の要になっている。
2014年(平成26年)4月から「新たな高速道路料金」が導入されたことにより本四道路は全国路線網に編入され、垂水IC-淡路IC間の普通車の通行料金はETC車900円、現金車2,370円となった。
設計速度は100 km/hだが、通常時の最高速度は80 km/h、最低速度は50 km/hに規制されている。