2016.04.29更新

粟鹿神社


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        粟鹿神社

所在地 兵庫県朝来市山東町
粟鹿2152
位置 北緯35度18分2.89秒
東経134度54分17.32秒
主祭神 彦火々出見命
日子坐王
阿米美佐利命
社格 式内社名神大
但馬国一宮
県社
創建 不詳
本殿の様式 神明造銅板葺
例祭 10月17日
粟鹿神社(あわがじんじゃ)は、兵庫県朝来市にある神社式内社名神大社)、但馬国一宮旧社格県社。但馬五社の一社。
但馬国随一の古社であり、2000年以上の歴史があるとも言われる。日下部氏との関係が深い。
粟鹿とは、鹿が粟を三束くわえて山(粟鹿山)から現れ、人々に農耕を教えたことからつけられ、粟鹿神社にその鹿が祀られていると言う。
和銅元年(708年)に祭神や歴代祭主などを詳細に記した粟鹿大明神元記の写本が残る(宮内庁所蔵)。朝廷の信頼厚く、国家の大難に対して4度の勅使が遣わされたと伝えられており、約600年前には勅使門が建立されている。
但馬国一宮は出石神社と当社の二社とされる。但し、いくつかの資料で異なっており、鎌倉時代但馬国大田文では当社を二宮としているが、室町時代大日本国一宮記では当社を一宮に挙げ、出石神社が記載されていない。現在は両社ともが但馬国一宮を称し、全国一の宮会に加盟している。