2015.07.08更新
筥崎宮(はこざきぐう)
筥崎宮
筥崎宮(はこざきぐう)は、福岡県福岡市東区箱崎にある神社。式内社(名神大社)、筑前国一宮[1]。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
別称として筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)とも呼ばれる。京都府八幡市の石清水八幡宮、大分県宇佐市の宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の一つ[2]。
延喜21年(921年)6月21日に八幡神の託宣があり、筑前国穂波郡の大分宮を玄界灘に面した土地に移したのに始まる。延長元年(923年)に現在地に遷座。『延喜式神名帳』には「八幡大菩薩筥崎宮一座」と記載され、名神大社に列している。
元寇の際に亀山上皇が「敵国降伏」を祈願し、神門に「敵国降伏」の扁額が掲げられた。以来、海上交通・海外防護の神として信仰されている。
近代社格制度のもと明治4年(1871年)に県社に列格し、明治18年(1885年)に官幣中社に、大正3年(1914年)に官幣大社に昇格した。