2017.01.20更新
甲宗八幡神社
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甲宗八幡宮
所在地
福岡県北九州市
門司区旧門司1丁目7-18
位置
北緯33度57分10秒
東経130度58分04秒
主祭神
応神天皇
神功皇后
市寸島比売命
多紀理比売命
多紀津比売命
社格
等
県社・別表神社
創建
貞観
2年(
860年
)
例祭
10月14日
・
15日
主な神事
迎螺式(になしき)
放螺式(ほうじょうしき)
甲宗八幡神社(こうそうはちまんじんじゃ)は、
福岡県
北九州市
門司区
にある
神社
。旧
社格
は
県社
で、現在は
神社本庁
の
別表神社
である。
第一殿に
応神天皇
、第二殿に
神功皇后
、第三殿に
宗像三女神
(
市寸島比売命
・
多紀理比売命
・
多紀津比売命
)を祀る。
清和天皇貞観元年(859年)、大和国(奈良県)大安寺の僧侶であった行教が宇佐神宮に参拝し、「桓武天皇は都を平安京に遷させ給うてより、五十年以上も経過したが、未だに王城鎮護の神なし。 願わくば神慮我に降って守護神を教え賜え」と祈願したところ、「吾れ都近く移座して国家を鎮護せん」とのご神勅を受けたことにより、翌年の貞観二年(860年)、清和天皇は太宰大弐清原真人岑成を勅使として派遣しました。 その勅使の命を受けた行教は、宇佐神宮のご分霊を山城国(京都府)に遷座する(岩清水八幡宮の創建)途中、門司関の霊峰筆立山の山麓に駐留しました。 すると、筆立山上空に瑞雲たなびき、不思議にも八流の幡を天降して、光り日月のごとく行教の袈裟を照らしました。 行教は大神の出現疑うべからずと上申し、この地に宇佐神宮のご分霊を祀り、神功皇后ご着用の御甲をご神体として当神社を創建しました。御甲をご神体として祀ることから甲宗と称します。 50年に1度の大祭で神体の拝観が行われる。前々回は
1958年
(昭和33年)、前回は
2008年
(
平成
20年)に執り行われた。
境内には
壇ノ浦の戦い
で入水した
平知盛
の塚と伝えられる石塔がある。