2015.07.08更新

住吉神社

        住吉神社


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所在地 福岡県福岡市博多区
住吉3-1-51
位置 北緯33度35分9.26秒
東経130度24分49.33秒
主祭神 底筒男命
中筒男命
表筒男命
社格 式内社名神大3座)
筑前国一宮
官幣小社
別表神社
創建 不詳(伝承上は上古)
本殿の様式 住吉造
札所等 三大住吉
例祭 10月13日(相撲会祭)

住吉神社(すみよしじんじゃ)は、福岡県福岡市博多区住吉にある神社式内社名神大社)、筑前国一宮旧社格官幣小社で、現在は神社本庁別表神社
大阪の住吉大社・下関の住吉神社とともに「三大住吉」の一つに数えられる。
福岡市中心部、那珂川のかつての河口付近に鎮座する、航海守護神の住吉三神を祀る神社である。全国には住吉神社が2,000社以上分布し、一般には大阪の住吉大社がその総本社とされるが、それとは別に当社をその始源と見る説も提唱されている。古代には他の住吉神社とともにヤマト王権の国家的航海神として崇敬され、中世からは筑前国一宮に位置づけられたほか、領主・一般民衆からも海にまつわる神として信仰された古社になる。
現在の本殿は江戸時代前期の黒田長政による造営で、その建築様式は「住吉造(すみよしづくり)」と称される古代日本の独特なもので、国の重要文化財に指定されている。他に文化財としては境内から出土したという弥生時代銅戈銅鉾などを伝世し、祭事としては例祭の「相撲会大祭」など祭神の由緒にまつわる各種神事を現在に伝えている。