会津大鎮守・諏方(すわ)神社は、会津大鎮守六社のひとつで、福島県会津若松市に鎮座する格式の高い神社。創建永仁2年(1294)、御祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)です。黒川城主「葦名盛宗」が信州諏訪神社に戦勝祈願をしたところ、戦わずに勝利したことから信州よりご神体を迎え、城下に奉ったのが始まりと伝えられています。その後歴史は流れ、文明3年(1471)と天文7年(1538)に大火が起こり、社殿や古文書などの多くが焼失しましたが、平成5年(1993)、御大典及び御鎮座700年を記念し、本殿・幣殿・拝殿が再建されました。