2016.09.30更新

石都々古和気神社


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     石都々古和気神社

所在地 福島県石川郡石川町
下泉269
位置 北緯37度8分41.90秒
東経140度27分3.25秒
主祭神 味秬高彦根命
大国主命
誉田別命
社格 式内社(小)
(称)陸奥国一宮
郷社
本殿の様式 流造
例祭 9月第2土曜日
石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)は、福島県石川郡石川町にある神社式内社で、旧社格郷社。また、陸奥国一宮を称する。
味秬高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を主祭神とし、大国主命(おおくにぬしのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと。八幡神)を配祀する。当社の元元の祭神は味秬高彦根命で、これは棚倉町都都古別神社(都都古和気神社)二社と同じであり、都都古別神社から分祀されたものであるという説もあるが明確な裏附けはない。
当社は八幡山と呼ばれる山の頂上にある。創建の年代は不詳であるが、八幡山には磐境が多数あり、古代から祭祀の地とされていたことがわかる。延喜式神名帳の記述が書物における当社の初見である。
永承6年(1051年)、源有光が源義家の安倍一族追討の軍に加わって功績を挙げ、代官として石川の地を賜った。有光は康平6年(1063年)にこの地に移って名を石川有光とし、八幡山山頂の当社東側に三芦城(石川城)を築城した。以降25代528年間にわたって石川氏の居城となっていたが、豊臣秀吉により取り上げられた。治暦2年(1066年)、源氏の氏神である石清水八幡宮の分霊(八幡神・大国主命)を勧請して石都々古和気神社に合祀した。