2016.11.16更新

妙國寺


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      日什大正師霊廟

妙國寺(みょうこくじ)は、福島県会津若松市一箕町八幡字墓料78番地にある日蓮宗の本山(由緒寺院)。山号は宝光山。日什門流八別格本山のひとつ(他の別格本山は会津妙法寺、品川本光寺、品川天妙國寺、飯田本興寺、見附玄妙寺、吉美妙立寺、京都寂光寺)。
応永元年(1394年) - 日什の誕生地であり墓所である当地に弟子の日仁が開創。
什門の名刹として、その後、戦前に至るまで顕本法華宗本山であった。同宗は政府の意向により昭和16年(1941年)の日蓮宗、本門宗と合同した。戦後旧守派の大本山妙満寺、本山妙法寺、本山天妙國寺、本山寂光寺等200箇寺が分離したものの、改革派は日蓮宗に残り妙國寺は什門四本山(妙國寺、本興寺、玄妙寺、妙立寺)の一つとなる。なお中間派は単立として現在に至る(品川本光寺等)。
日蓮宗に残留した180箇寺は宗内で「日蓮宗什師会」を組織している。
現住は54世伊藤日耀貫首。什師・禹師寮法縁縁頭寺。
飯盛山
で自刃した白虎隊士を当時の檀家の肝煎であった吉田伊惣治が運んで埋葬、現在にも境内には白虎隊の墓が残っている。