2016.11.03更新
二本松神社
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二本松神社
所在地
福島県
二本松市
本町
1丁目61
位置
北緯37度35分32.966秒
東経140度26分3.509秒
主祭神
伊邪那美命
速玉男之命
事解男之命
品陀和気命
息長足姫命
社格
等
県社
創建
久安年間 (1145〜51年)
例祭
10月4日
・
5日
・
6日
二本松神社(にほんまつじんじゃ)とは
福島県
二本松市
本町にある神社である。
旧社格
は県社である。
旧二本松藩
の総鎮守として信仰され、熊野宮と八幡宮が合祀されていることから『御両社』とも呼ばれた。
社伝によれば、創建は久安年間とされ二本松に地頭として入った
安達盛長
が塩沢田地ヶ岡に居を構えた際に
熊野権現
を「熊野宮」として祀ったことに始まる。その後、奥州探題だった畠山満泰が田地ヶ岡から白旗ヶ峰に居を移し、
二本松城
と称した。この際、「熊野宮」も城内に遷座、畠山氏の氏神である
八幡大神
を祀る「八幡宮」と合祀された。
寛永20年 (
1643年
)、二本松藩の藩主として入った
丹羽光重
は扶持米80石と社領25石を寄進。祭神の霊夢を見て社領50石をさらに寄進し現在地に遷座させ、二本松藩の総鎮守として領民が誰でも参拝できるよう解放した。 光重はこの時、歴代城主の守護神であった八幡宮を下座である左側に、領民の守護神であった熊野宮を上座である右側に祀った。
寛政6年 (
1794年
)に火災によって社殿が消失し、文化3年 (
1806年
)に現在の社殿が再建された。参道の随神門は翌年の文化4年(
1807年
)に建てられたもの。