2016.11.04更新
福島稲荷神社
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福島稲荷神社
所在地
福島県福島市
宮町5番2号
位置
北緯37度45分20.13秒
東経140度28分7.52秒
主祭神
豊受比売命
大国主命
事代主命
社格
等
県社
創建
永延元年(987年)
本殿の
様式
流造
例祭
10月9日
福島稲荷神社(ふくしまいなりじんじゃ)は
福島県
福島市
宮町にある
神社
である。
福島旧城下町の総鎮守であり、
旧福島町
を氏子範囲とする。福島中心市街地に立地し、大祭や
初詣
で多くの市民が訪れる。
987年
(
永延
元年)、
安倍晴明
が奥州に下向した際、信太明神を勧請したことに始まる(現在の神社の由緒書きでは伊勢の外宮の豊受比売大神を勧請したとする)。
1171年
(
承安
元年)晴明の孫の安倍晴明が社殿を改築した。
天正
、
慶長
の兵火で焼失するが、
1624年
(
寛永
元年)板倉重憲が社殿を修営。
1689年
(
元禄
2年)
福島藩主
堀田正仲
により本殿、
1692年
には現在の絵馬殿にあたる拝殿を再建した。
1740年
(
元文
5年)同じく福島藩主の
板倉勝里
が社殿を造営した。
1895年
(
明治
28年)
県社
に昇格する。現在の社殿は
明治神宮
宝物殿や
神田神社
の設計、
日光東照宮
の修理などを手がけた
大江新太郎
の設計によるもので、
1938年
(
昭和
13年)に竣工した。
奥州街道
(福島市道栄町・舟場町線)から神社正面まで南北に縦断する幅員一車線分のおよそ100メートルの道路が「
表参道
」の愛称で親しまれ、初詣など混雑時に列を作る道路でもある。ちなみに
福島駅
から神社側面まで東西に繋ぐ福島市道栄町・上町線は「西参道」の役割を果たしている。