大日ケ岳に源を発した水はひるがの高原の分水嶺で2つに分かれ、一方は長良川となって太平洋へ、もう一方は庄川となって日本海へ注ぎます。この分水嶺は完全に水が分かれることから「完全分水嶺」として分類されています。また、このように周りに民家があり人が暮らしている点でも全国的に珍しいものです。
また、この分水嶺は水分かれ(みわかれ)の様子をつぶさに見られるように公園として整備されており、年間多くの来訪者を集めています。周りを白樺林で囲まれ、早春の水バショウ、初夏の新緑、秋の紅葉と季節の移り変わりも鮮やか。また、梅雨時、霧に包まれた白樺も格別の美しさです。