2015.05.02更新
廣島護国神社
廣島護国神社
所在地
広島県広島市中区基町
21-2
位置
北緯34度24分4.2秒
東経132度27分31.5秒
主祭神
広島県西部出身の英霊
広島原爆犠牲の動員学徒・
女子挺身隊等
社格
等
別表神社
創建
1868年(明治元年)
例祭
春季大祭(4月第2日曜日)
原爆慰霊祭(8月6日)
英霊感謝祭(8月15日)
秋季大祭(10月第3日曜日)
廣島護國神社(ひろしまごこくじんじゃ)とは、
広島県
広島市
中区
にある
護国神社
である。
広島城址公園
内にある。祭神は
第二次世界大戦
までの広島県西部(旧
安芸国
)出身の
英霊
のほか、
広島市への原子爆弾投下
によって犠牲になった勤労奉仕中の動員学徒および女子挺身隊等など含め約9万2千柱である。
毎年
中国地方
で最も多くの
初詣客
が訪れ、毎年1月1日から7日までの初詣参拝者数は50万人を超える。市の中心部に位置し交通の便が良いことから、広島市民の多くが初詣に訪れる。同県には
厳島神社
があるが、こちらは
JR
宮島連絡船
もしくは
宮島松大汽船
を利用しないと行けないため、広島護国神社よりも少ない。
また、地元
プロ野球
球団・
広島東洋カープ
が必勝祈願のためチームとして参拝することでも知られている
[1]
。キャンプインの1月に行われることが多い。
1945年
(昭和20年)
広島市への原子爆弾投下
当時、護国神社は
旧広島市民球場
周辺にあった。原爆投下時に大鳥居を除き、当神社の建物は全て原爆で失われた。
1956年
(昭和31年)に現在地に移設の上で再建された。唯一残された大鳥居に関しては、
中国放送
横に移設された。以後小祠を設けて祭祀を続けられている。
1998年
(平成10年)に創建130周年を迎え、それに伴い施設の拡張工事を行っていたが、
2009年
(平成21年)に全ての工事を竣功した。その際、当神社は
広島城
本丸の南西部(江戸時代には馬場があった場所)に所在しているため、広島市から著しい景観変更を伴う改築をしないように答申されたため、社頭整備に11年もの歳月を要した。