2016.01.12更新

天津神社


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    奴奈川神社 天津神社

所在地 新潟県糸魚川市
一の宮1-3-34
位置 北緯37度2分24.54秒
東経137度51分51.21秒
主祭神 天津彦々火瓊々杵尊
天児屋根命
天太玉命
社格 式内社(小)論社
(称)越後国一宮
県社
創建 (伝)景行天皇年間
本殿の様式 入母屋造銅板葺
別名 一の宮
例祭 4月10日10月24日
天津神社(あまつじんじゃ)は、新潟県糸魚川市にある神社式内社論社で、越後国一宮を称する。旧社格県社
景行天皇の時代の創建と伝えられ、孝徳天皇の勅願所であったと伝えられている。旧糸魚川町のうち、一の宮・押上・寺町・大町・七間町等の産土神として崇敬された、慶長16年(1611年)、江戸幕府から黒印地百石を寄進され、翌年朱印地に改められた。大正7年(1918年)に郷社に列し、後に県社に昇格した。
延喜式神名帳』には式内社として「越後国頸城郡 大神社(おほむは-)」が記載されているが、その論社に比定されている。また、境内社の奴奈川神社(ぬなかわ-)も式内社論社である。
奴奈川神社は、奴奈川姫命を主祭神とし、後に八千矛命(大国主)が合祀された。この一帯はかつて「沼川郷」と言い、そこに住んでいた奴奈川姫命の元を八千矛命が訪れたという話が日本神話大国主の神話)にある。伝承では、両神の間の子が建御名方命であり、姫川を遡って信濃国に入りそこを開拓したという。
延喜式神名帳』に頸城郡13座の一社として記載されている。「奴奈川神社」という名前の神社は当社の他にも頸城郡内に複数社あり、糸魚川市田伏南村の奴奈川神社(旧郷社)、糸魚川市大字能生宮の上の白山神社(旧郷社)も式内・奴奈川神社の論社となっている。