2016.05.10更新

日高神社


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        日高神社

所在地 岩手県奥州市
水沢区字日高小路13
位置 北緯39度08分34.4秒
東経141度07分56.5秒
主祭神 天之御中主神ほか7柱
社格 旧郷社
創建 伝弘仁元年(810年)
本殿の様式 三間社流造銅板葺
別名 日高妙見
例祭 4月22日
主な神事 日高火防祭り(4月28・29日)

日高神社(ひたかじんじゃ)は、岩手県奥州市水沢区に鎮座する神社旧社格郷社
重要文化財の本殿や、日高火防祭りで知られる。
名称には諸説あり、この地が古来より日高見国と呼ばれ、日高見国勢力の中心地であったことや、前九年の役の折に源頼義が祈祷したところ、雨が急に止み日が高く昇り、未の刻(午後2時ごろ)に安倍貞任を討ったことに因むとされる。
妙見菩薩を祀る宮として「日高妙見」や「日高妙見神社」とも呼ばれている。
天之御中主神火産霊神大年神御年神、若年神、水波乃売神大国主神倉稲魂神の8柱を祀る。因みに天之御中主神は妙見菩薩と習合する事の多い神である。
日高神社の創建は弘仁元年(810年)に第52代嵯峨天皇の勅命によりこの地に勧請した事が始まりとされる。この地の首魁であったアテルイが降服し、延暦21年(802年)に胆沢城坂上田村麻呂によって造営されてから8年後の創建となり、日高見国の信仰を継承する形で中央政府の神々を祀る胆沢鎮守府の神社にされてきたと推測されている。