2017.03.25更新

本覚寺


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          夷神

       日朝大上人

所在地 神奈川県鎌倉市小町1-12-12
位置 北緯35度19分2.4秒
東経139度33分8.6秒
山号 妙厳山(みょうごんさん)
宗派 日蓮宗
寺格 本山(由緒寺院)
本尊 釈迦三尊
創建年 永享8年(1436年
開基 日出(にっしゅつ)(開山)
正式名 妙厳山本覚寺
別称 東身延、日朝さま
札所等 鎌倉江の島七福神夷神
鎌倉十三仏霊場 第3番(文殊菩薩
文化財 梵鐘・釈迦如来及び両脇侍坐像(市文化財)
本覚寺(ほんがくじ)は、神奈川県鎌倉市にある日蓮宗の本山(由緒寺院)。山号は妙厳山。本尊は釈迦三尊像。身延山久遠寺にあった日蓮の遺骨を分骨したため「東身延」とも呼ばれる。鎌倉駅の近くにある。
現在の本覚寺の山門がある場所の前には、夷堂と呼ばれる堂があった。この夷堂は、源頼朝鎌倉幕府の開幕の際に、幕府の裏鬼門(南西)にあたる方向の鎮守として建てたとされ、天台宗系のものであった。文永11年(1274年)に佐渡配流から帰った日蓮が一時、この夷堂に滞在し、辻説法などの拠点としていた。その後の永享8年(1436年)に一乗院日出が日蓮にゆかりの夷堂を天台宗から日蓮宗に改め本覚寺を創建したという。 後に身延山を再興した第2世の行学院日朝は、身延山への参詣が困難な老人や女性のために、身延山より日蓮の遺骨を分骨して本覚寺に納めた。本覚寺が「東身延」と呼ばれる理由である。元々は中本山であったが昭和49年に本山(由緒寺院)に昇格している。
境内の主な伽藍は、だいたいが近代になってからの創建である。現存する建物の中でもっとも古いのは山門(仁王門)で江戸時代の創建。