2016.02.25更新

観音寺(おふさ観音)


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        恵比須天

         観世音

所在地 奈良県橿原市小房町6番22号
位置 北緯34度30分11.5秒
東経135度47分49.6秒
山号 十無量山
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 1650年慶安3年)4月
開基 妙円尼
正式名 高野山真言宗別格本山 十無量山 観音寺
別称 おふさ観音、積の観音さん
札所等 大和ぼけ封じ霊場
大和七福八宝めぐり 恵比須天
大和十三仏霊場8番
大和北部八十八ヶ所霊場 第79番

おふさ観音(おふさかんのん)は、奈良県橿原市小房(おうさ)町にある寺院の通称名である。山号は十無量山。正式名称は高野山真言宗別格本山 十無量山 観音寺。イングリッシュローズが境内に所狭しとあふれる寺院として知られている。大和三山耳成山畝傍山のほぼ中央に位置する寺院で、本尊は十一面観世音菩薩
大和七福八宝めぐり(三輪明神長谷寺、信貴山朝護孫子寺當麻寺中之坊、安倍文殊院おふさ観音談山神社久米寺)の一つに数えられる。
1650年慶安3年)、この辺りにあった鯉ヶ淵という池の中から白いカメに乗った観音が現れ、それを発見した付近に住む娘おふさが小さな堂を建立して観音を祀ったことが起源とされている。
参詣者をもてなす目的で、イングリッシュローズを中心に約1800種およそ2000株(2008年5月現在)のバラクレマチスハーブなどの植物が境内で栽培・展示されている。花のほとんどは鉢植えで管理され、バラまつり以外の行事期間前後は移動している。鑑賞するだけでなく、近づいて香りも楽しめるようにと、縦横に通路を配して展示されている。花を用いて曼荼羅を境内に表現したとして、寺では花まんだらと称している。