2014.05.12更新
橿原神宮
橿原神宮
所在地
奈良県橿原市久米町934番地
位置
北緯34度29分18秒
東経135度47分10秒
座標
主祭神
神武天皇
社格
等
官幣大社・勅祭社・別表神社
創建
1890年(明治23年)
札所等
神仏霊場巡拝の道
33番(奈良20番)
例祭
2月11日
(紀元祭)
橿原神宮(かしはらじんぐう)は、
奈良県
橿原市
の
畝傍山
の東麓、久米町に所在する
神社
である。
記紀
において初代
天皇
とされている
神武天皇
を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた
明治天皇
により、
1890年
(
明治
23年)
4月2日
に
官幣大社
として創建された。
1940年
(
昭和
15年)には
昭和天皇
が同神社に行幸し、秋には日本各地で
紀元2600年奉祝式典
が挙行された。この年の参拝者は約1000万人に達したという。現在でも
皇族
の参拝がある。
近代の創建ではあるものの、奈良県内では
春日大社
と並んで
初詣
の参拝者数が多い神社である。他にも、
勅使
参向のもと
紀元祭
が行われる
2月11日
(
建国記念の日
)や、
神武天皇祭
および奉祝行事「春の神武祭」が行われる
4月3日
にも多くの参拝者が訪れる。
畝傍山東麓は北側が神武天皇御陵、南側が橿原神宮となっている。県道を隔てた東側は
奈良県立橿原公苑
として整備されており、
橿原公苑野球場
や
橿原公苑陸上競技場
があり、スポーツ競技の奈良県予選決勝の舞台として頻繁に利用されている。公苑に隣接する施設として
奈良県立橿原考古学研究所
および付属
博物館
がある。また、付近は多数の
陵墓
が存在する。
社務所
に当たる組織は橿原神宮庁と呼ぶ。