2016.02.29更新

鳥羽天皇皇后得子高野山陵


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不動院(菩提心院)の境内には、鳥羽天皇の皇后・美福門院得子の御陵があります。
永暦元年(1161)11月23日、女院は白河の金剛勝院御所(白河押小路殿)において亡くなりました。本来は、鳥羽上皇の葬られた安楽寿院(鳥羽離宮)の墓に入る予定でしたが、遺骨を深く帰依する高野山に納めるよう遺言し、同年12月高野山内に埋葬されました。
菩提心院は、嵯峨天皇の皇子が大師堂と十二坊舎を建てたのに始まり、度々の火災で焼失、不動明王を本尊とする不動院だけが現存しています。