2014.05.10更新
徳川家霊台
徳川家霊台
高野山塔頭・蓮花院は松平家時代より徳川家の菩提所・宿坊であった。文禄3年(1594年)の家康参詣を機に大徳院と改称。
3代家光により初代家康と2代秀忠の霊廟は大徳院にも建築された(徳川家霊台、現在は金剛峰寺の所有)。国の重要文化財および世界遺産に指定されている。
明治期に大徳院は他の塔頭寺院と合併して金剛峯寺門前に移り、旧名の蓮花院に復したが、現在も徳川家歴代や大奥関係の位牌が祀られている。ちなみに奥の院には松平秀康および同母の霊屋(蓮花院の所有)があり、そちらも国の重要文化財および世界遺産に指定されている。