2015.01.13更新
熊野本宮大社
熊野本宮大社
所在地
和歌山県田辺市本宮町本宮1100
位置
北緯33度50分26.1秒 東経135度46分24.5秒
主祭神
家都美御子大神
社格
等
官幣大社
、
別表神社
創建
伝
崇神天皇
65年
本殿の
様式
入母屋造
(第一殿・第二殿)、
切妻造
(正面)・
入母屋造
(背面)(第三殿・第四殿)
札所等
神仏霊場巡拝の道
第4番(和歌山第4番)
例祭
4月15日
(
御田祭
)
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は
和歌山県
田辺市
本宮町本宮
にある神社。
熊野三山
の一つ。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神とする。
1871年
(
明治
4年)に熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)として国幣中社に列格し、
1915年
に
官幣大社
に昇格した。
現在の社地は山の上にあるが、
1889年(明治22年)の大洪水
で流されるまで社地は
熊野川
の
中州
にあった。明治以後、山林の伐採が急激に行われたことにより山林の保水力が失われ、大規模な洪水が引き起こされ、旧社地の社殿は破損した。現在、旧社地の中州は「大斎原」(おおゆのはら)と呼ばれ、日本一高い大鳥居(高さ33.9m、横42m、鉄筋コンクリート造、平成12年完成)が建っている
[1]
。
「
熊野権現垂迹縁起
」によると、熊野坐大神は
唐
の
天台山
から飛来したとされている。熊野坐大神(家都美御子大神)は、
須佐之男命
とされるが、その素性は不明である。太陽の使いとされる
八咫烏
を神使とすることから太陽神であるという説や、中州に鎮座していたことから水神とする説、または木の神とする説などがある。
家都美御子大神について他にも
五十猛神
や
伊邪那美神
とする説があり、
菊理媛神
とも関係する説もあるが、やはりその素性は不詳とされる
[2]
。