2016.06.10更新

文子天満宮


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        文子天満宮

所在地 京都市下京区間之町
    通花屋町下ル天神町400
位置  北緯34度59分33.6秒
    東経135度45分41.4秒
主祭神 菅原道真、多治比文子
社格等 村社
創建  947年
札所等 洛陽天満宮二十五社順拝
例祭  4月第3日曜日
文子天満宮(あやこてんまんぐう)は京都府京都市下京区にある神社(天満宮)。菅原道真と乳母多治比文子(たじひのあやこ)を祀る。天神信仰発祥の神社、上京区にある北野天満宮の前身と伝えられる。
社伝によれば、大宰府(福岡県)に左遷された道真は、延喜3年(903年)に59歳で没したが、没後、道真の乳母であった多治比文子は、「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣を受けたという。しかし、文子は貧しく、社殿を建立することができず、右京七条二坊の自宅に小さな祠を建て、道真を祀ったといわれている。これが当社の起こりで、天神信仰発祥の神社、また北野天満宮の前身とも伝えられている。
以後、天明、安政、元治の大火で類焼したが、その都度再建され、明治に至り、村社に列せられた。現在の社殿は、大正7年(1918年)に造営されたものである。毎年4月16日に近い第3日曜日に、例祭が執り行われる。