2016.06.09更新

仲源寺


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         大悲殿

所在地 京都府京都市東山区四条通
    大和大路東入ル祇園町南側585-1
位置  北緯35度0分12.87秒
    東経135度46分23.8秒
山号  寿福山
宗派  浄土宗
本尊  地蔵菩薩
創建年 伝・平安時代中期
開基  伝・定朝
中興年 1585年(天正13年)現在地に移転
別称  目疾地蔵
札所等 洛陽三十三観音16番
文化財 木造千手観音坐像(国の重要文化財)
仲源寺(ちゅうげんじ)は、京都市東山区にある浄土宗の寺院。山号は寿福山。本尊は地蔵菩薩で、目疾(めやみ)地蔵とも称されて眼病に霊験があるとして信仰されている。また、観音堂の千手観音は洛陽三十三所観音霊場第十六番札所である。
言い伝えによれば、この寺は平安時代中期の仏師定朝(?〜1057年)が開山となって開かれたとも伝えられ、当初は四条橋の東北にあったとされる。鎌倉時代の1228年(安貞2年)鴨川が大雨で洪水となり、防鴨河使となった中原氏がこの地蔵尊に止雨を祈ったところ雨がやんで洪水も治まったことから、朝廷から「仲源寺」の寺号を下賜されたという。1585年(天正13年)現在の寺地へ移された。