2017.11.09更新

法然院

所在地 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
位置 北緯35度1分26.3秒
東経135度47分50.7秒
山号 善気山
宗旨 浄土宗
宗派 単立
寺格 単立寺院
本尊 阿弥陀如来
創建年 鎌倉時代初期
開基 法然
中興年 江戸時代初期
中興 萬無・忍澂
正式名 善気山法然院萬無教寺
別称 本山獅子谷法然院
文化財 方丈障壁画(国の重要文化財)
公式HP 法然院のホームページ
法然院(ほうねんいん)は、京都市左京区鹿ヶ谷にある浄土宗系の寺院である。元は浄土宗内の独立した一本山であったが、昭和28年(1953年)に浄土宗より独立し、単立宗教法人となる。正式名は、「善気山法然院萬無教寺」と号するが、院号の「法然院」で名が通っている。別称には「本山獅子谷法然院」がある。
寺の起こりは、鎌倉時代に、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草庵に由来するという。
江戸時代になり、延宝8年(1680年)に、知恩院の第38世である萬無が、法然ゆかりの地に念仏道場を建てることを発願し、門弟の忍澂と共に再興したのが当寺であるとされる。
現貫主は31世の梶田真章(1984年就任)。
寺は、鄙びた趣きをもつ、茅葺で数奇屋造りの山門と、内藤湖南河上肇谷崎潤一郎九鬼周造などの著名な学者や文人の墓が数多く存在する。哲学の道近くという立地も関係して、春秋の観光シーズンには、大勢の参拝者がある。
本堂の本尊は阿弥陀如来坐像であり、法然上人立像なども安置されている。また、方丈にある狩野光信筆の襖絵は重要文化財に指定されている。また境内には、名水として有名な「善気水」が湧き出している。

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