2014.11.27更新
宝泉院
佛心
所在地
京都府京都市左京区大原勝林院町187
位置
北緯35度7分16.85秒
東経135度50分2.42秒
宗派
天台宗
寺格
勝林院
僧坊
本尊
阿弥陀如来
創建年
1012年
(
長和
2年)
宝泉院(ほうせんいん)は、
京都市
左京区
大原勝林院町にある
天台宗
の寺院。天台宗の三門跡寺院の1つである
三千院
の
参道
奥にある。
大原寺(
勝林院
)の僧坊の一つとして、
1012年
(
長和
2年)に創建されたものである。
庭園
として盤桓園(立ち去りがたいという意味、
額縁
庭園とも言う)、鶴亀庭園(建物内の格子ごしに鑑賞する)をもち、盤桓園には樹齢300年の
沙羅双樹
の木が茂る。樹齢700年の「五葉の松」も
観光
客に人気がある。こちらは京都市指定の
天然記念物
に指定されている。また、坊内にある「血天井」は、
関ヶ原の戦い
の
前哨戦
となった
伏見城の戦い
の際に
徳川
家臣
鳥居元忠
以下数百名が自刃した
伏見城
の床板であり、その
霊
を
供養
するため天井板としているものである。
拝観客は、盤桓園・五葉の松の見える座敷に通され、境内入口で渡されたお抹茶券と交換に一服の
抹茶
と茶菓子を供される。
境内には宝楽園という庭園もある。