2015.12.10更新
寶塔寺
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南無妙法蓮華経
所在地
京都府京都市伏見区
深草宝塔寺山町32
位置
北緯34度57分46.3秒
東経135度46分32.9秒
山号
深草山
宗派
日蓮宗
本尊
三宝尊
創建年
延慶年間(1308 - 1311年)
開山
日像
開基
藤原基経
文化財
寶塔寺塔婆(多宝塔)
(重要文化財)ほか
宝塔寺(ほうとうじ)は、
京都府
京都市
伏見区
にある、
日蓮宗
の寺院。山号は深草山。旧本山は、大本山
妙顕寺
。奠師法縁。
寺名は
日像
が京都の七口(京都に入る7つの街道の入口)に建立した題目石塔の1つを日像の廟所に祀ったことによる。平安時代に
藤原基経
の発願により創建され
源氏物語
にも言及される極楽寺が前身である。
藤原基経
が発願した極楽寺が宝塔寺の前身とされている。極楽寺は基経の没後、嫡子の
藤原時平
により899年(昌泰2年)建立されたもので、『源氏物語』「藤裏葉」帖に寺名が言及されている。
鎌倉時代末期、京都で布教にあたっていた
日像
は当時の極楽寺の住持・
良桂
と
法論
を行った。良桂は日像に帰依し、真言律宗寺院であった極楽寺は延慶年間(1308 - 1311年)
日蓮宗
に改宗した。興国3年/康永元年(1342年)日像は
妙顕寺
で入寂、遺言により当寺において荼毘に付された
[1]
。
寺は1467年(応仁元年)
応仁の乱
で焼失後、長らく再建されなかったが、1590年(天正18年)8世日銀が伽藍を再建した
[2]
。