2015.09.30更新

神護寺

        弘法大師


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        御詠歌

        薬師如来

所在地 京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
位置 北緯35度3分18.06秒 東経135度40分15.12秒
山号 高雄山
宗派 高野山真言宗
寺格 遺迹本山
本尊 薬師如来(国宝)
創建年 天長元年(824年
開基 和気清麻呂
正式名 高雄山 神護国祚真言寺
別称 高雄神護寺
札所等 仏塔古寺十八尊第七番
西国薬師四十九霊場第四十四番
神仏霊場巡拝の道 第90番
文化財 木造薬師如来立像、絹本着色釈迦如来像、梵鐘ほか(国宝)
大師堂、絹本著色十二天像六曲屏風、
絹本著色真言八祖像8幅ほか(重要文化財)
神護寺(じんごじ)は、京都市右京区高雄にある高野山真言宗遺迹(ゆいせき)本山の寺院で、山号を高雄山と号する。本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂である。
京都市街の北西、愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。神護寺は空海東寺高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。
寺号は詳しくは「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)」と称する。寺の根本史料である「神護寺略記」や国宝の「文覚上人四十五箇条起請文」などにももっぱら「神護寺」とあり、寺の入口の楼門に架かる板札にも「神護寺」とあることなどから、本項でも「神護寺」の表記を用いる。