2017.09.22更新
御金神社
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御金神社
所在地
京都府京都市中京区西洞院通御池上る
押西洞院町618番地
位置
北緯35度0分42.629秒 東経135度45分17.876秒
主祭神
金山彦命、天照大神、月讀神
例祭
10月
第1日曜日
御金神社(みかねじんじゃ)は、
京都市
中京区
にある「
金山毘古神
」=「
金山彦命
」(かなやまひこのみこと)を主祭神とする神社である。
現在は、金色の鳥居など黄金色に飾られた神社で、
お金
を祭る神社として、
資産運用
や
証券取引
等の成功を願ったり、
競馬
競輪
などでの勝利や、
宝くじ
等の当選を願う絵馬が大量に奉納されている。
しかし、この神社の創建者田中庄吉は、現在の
金光教
の布教者である
初代白神新一郎
により、金光教に入信し、京都で布教を行い、500人を越える信者が従った高徳な布教者だった。
1883年
10月6日
に、その組織を公認のものとするため、金乃神の金にちなんだ、美濃の
南宮大社
の祭神金山彦命を祀る神社として、京都府知事の認可を得る。
1888年
には神道教会所属御金教会所を設立するが、金光教が独立する段階で行われた講社結集運動には加わることはなかった。
現在は、金光教との関わりもなくなり、「金乃神」=いわゆる「
金神
」の宮としての活動もない。ただ、金光教本部にあった
金乃神社
同様に「金山毘古神」に加えて、日天四・月天四に相当する、「天照大神」と「月読神」も祭神であるところや、「金神」に関わる、
建築
、
転宅
、
方位
、
厄除け
等の神としての働きに名残が見られる。
元々信仰者の多いところに建てた神社のため、地元では親しまれている神社のようである。