2017.09.12更新
梛神社・隼神社
梛神社
梛神社
隼神社
隼神社
梛神社(なぎじんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生にある神社。通称は「元祇園社」。
境内には大正期に遷座した式内大社の隼神社(はやぶさじんじゃ)が鎮座する。
社伝では、貞観11年(876年)に京での疫病流行により播磨国広峰(広峰神社)から牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請して鎮疫祭を行った際、牛頭天王の分霊をのせた神輿を梛の林中に置いて祀ったのが創祀という。
その後、牛頭天王の神霊を八坂に祀って祇園社(八坂神社)を創建する際、梛の住民が花飾りの風流傘を立て、鉾を振って楽を奏しながら神輿を八坂に送ったといい、これが祇園会の起源であるとしている。また、このことから梛神社は「元祇園社」と呼ばれるという。
明治までは小祠であったが、明治7年(1874年)と昭和4年(1929年)の復興により現在の形が整えられたという。
隼神社(はやぶさじんじゃ)は、梛神社境内にある神社。式内社(大社)。