2017.09.29更新
錦天満宮
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錦天満宮
所在地
京都府京都市中京区
新京極通
四条
上ル中之町537
位置
北緯35度00分18秒
東経135度46分02.5秒
主祭神
菅原道真公
創建
長保
5年(
1003年
)
札所等
菅公聖蹟二十五拝
洛陽天満宮二十五社順拝
錦天満宮(にしきてんまんぐう)は、
京都市
中京区
錦小路通
新京極
にある
神社
である。
天満天神
(
菅原道真
)を祀る。京の台所として知られる
錦市場
の東の端にあり、学業に加え商売繁盛も御利益に謳われている。
長保
5年(
1003年
)、菅原道真の父親である
菅原是善
の旧邸「
菅原院
」を
源融
の旧邸・
六条河原院
の跡地に移築して「歓喜寺」が創建され、その鎮守社として天満天神を祀って創建されたのに始まる。
天正
15年(
1587年
)、
豊臣秀吉
の都市計画のため、寺とともに錦小路東端の現在地に移転した。その所在地名から「錦天満宮」と呼ばれるようになった。明治の
神仏分離
により歓喜寺は東山五条に移り、神社だけが残された。
錦小路通の
寺町
と新京極の間にある
鳥居
は
昭和
10年(
1935年
)に建てられたものであるが、その後に設計ミスがある(鳥居上部の両端を考慮せずに柱の位置だけで道路幅を決めてしまった)区画割りを元に両側にビルが建てられたため、ビルの中に一部がめり込んでいる。参道からもビルの窓を通してめり込んだ先端を覗くことができる。
社務所前に「
からくり
みくじ
」がある。人が近づくと
神楽
が鳴り出し機械仕掛けの
獅子舞
がはじまり、硬貨を投入して御籤(みくじ)の種類(英文、和英対訳、子ども用など六種類)を選ぶと、神楽に合わせて獅子が舞いながら御籤を届ける仕掛けが人気となっている。
境内末社として、源融を祀る塩竈神社・日乃出稲荷神社・白太夫神社などがある。境内には「錦の水」と呼ばれる
湧水
が湧き出しており、水を汲みに来る人も多い。