2014.06.11更新

二尊教院華台寺(二尊院)

        本尊二尊

所在地 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
位置 北緯35度1分16.42秒 東経135度40分4.37秒
山号 小倉山
宗派 天台宗
本尊 釈迦如来阿弥陀如来(重要文化財)
創建年 承和年中(834年 - 847年
開基 円仁嵯峨天皇(勅願)
正式名 小倉山 二尊教院 華台寺
札所等 法然上人二十五霊跡17番
文化財 木造釈迦如来立像・阿弥陀如来立像、絹本著色法然上人像ほか(重要文化財)

二尊院(にそんいん)は、京都市右京区嵯峨野にある天台宗の寺院。山号は小倉山。正式には小倉山二尊教院華台寺(おぐらやま にそんきょういん けだいじ)という。二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来する。
総門を入った「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は紅葉の名所として知られる。また奥には百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡と伝わる場所がある。
平安時代初期の承和年間(834–847年)、嵯峨天皇の勅により円仁(慈覚大師)が建立したと伝わる。以後荒廃するが、鎌倉時代初期に法然の高弟だった湛空らにより再興される。
室町時代になると応仁の乱による延焼で堂塔伽藍が全焼するが、本堂と唐門が約30年後の永正18年(1521年)に三条西実隆によって再建されている[1]