2015.09.16更新

廬山寺(ろざんじ)

        元三大師


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       如意輪観音

所在地 京都府京都市上京区
寺町通広小路上ル北之辺町397
位置 北緯35度1分28.5秒
東経135度46分6.05秒
山号 日本廬山
宗派 圓浄宗(天台宗系)
寺格 本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 天慶元年(938年
開基 良源
正式名 廬山天台講寺
札所等 洛陽三十三所観音霊場第32番
京都七福神3番(毘沙門天
文化財  慈恵大師筆遺告(国宝、
東京国立博物館寄託)
絹本著色普賢十羅刹女像・
後伏見天皇宸翰願文ほか(重文)

      金山毘沙門天

      紫式部邸宅址

廬山寺(ろざんじ)は京都市上京区にある天台系の単立仏教寺院。圓浄宗の本山。本尊は阿弥陀如来。寺号は詳しくは廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)と称する。紫式部の邸宅跡として知られる。
比叡山延暦寺の中興の祖である良源(元三大師、慈恵大師)により天慶元年(938年)に京都の北山に創建。寛元元年(1243年)に法然の弟子である覚瑜が船岡山の南麓に再興、中国の廬山にならい廬山天台講寺と号した。元亀3年(1571年)、織田信長比叡山焼き討ち正親町天皇の女房奉書により免れたが、豊臣秀吉寺町建設によって天正年間に現在地に移った。度々の火事のため、現在の堂宇は寛政6年の再建になるものである。1965年(昭和40年)に考古・歴史学者角田文衞により紫式部邸跡とされた。御黒戸四箇院のうち現存する唯一の摂家門跡である。