2017.01.23更新
積善院
(しゃくぜんいん)
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凖提観音
聖護院塔頭。聖護院の寺中東隣にある。積善院は鎌倉時代1200年頃の創建とされ、江戸時代建立の凖提堂と明治の初め合併され、積善院凖提堂とも呼ばれる。本堂には積善院本尊、不動明王(重文)や、光格天皇勅願による凖提観音像を安置。境内には保元の乱で讃岐に流され、配流地で墳死された崇徳天皇の霊をなぐさめ祭ったという「崇徳院地蔵」(別名・人喰い地蔵)や、聖護院の森で心中した、お俊・伝兵衛の供養塔がある。毎年二月二十三日には秘仏五大力菩薩が一日だけ開帳され、法要が催される。 建立:1200年頃(鎌倉時代)