2018.04.20更新
白峯神宮
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白峯神宮
所在地
京都府
京都市
上京区
今出川通
堀川
東入ル
飛鳥井町261番地
位置
北緯35度01分49秒 東経135度45分11秒
主祭神
崇徳天皇
淳仁天皇
社格
等
官幣大社
別表神社
創建
1868年
例祭
4月14日
(淳仁天皇祭)
9月21日
(崇徳天皇祭)
白峯神宮(しらみねじんぐう)は、
京都府
京都市
上京区
にある
神社
である。配流されてその地で歿した
崇徳天皇
・
淳仁天皇
を祀る。旧名白峯宮。旧・
社格
は
官幣大社
。
白峯神宮の社地は、
蹴鞠
の宗家であった
堂上家
(
公家
)・
飛鳥井家
の屋敷の跡地である。
摂社
の地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神であり、現在では
サッカー
のほか、球技全般およびスポーツの守護神とされ、サッカーをはじめとするスポーツ関係者の参詣も多く、社殿前にはサッカーや
バレーボール
の日本代表チームや、
Jリーグ
に所属する選手などから奉納されたボールなどが見られる。 スポーツにちなんだお守りが有名で、叶う輪(かなうわ)という縁起物がある。
崇徳上皇は
保元の乱
に敗れて
讃岐
に流され、その地で歿した。その後天変地異が相次いだことから上皇の
祟り
とされ、上皇が葬られた白峯陵(
香川県
坂出市
)の前に、上皇を白峯大権現として祀る御影堂が建立された。
幕末
の動乱期、
孝明天皇
は異郷に祀られている崇徳上皇の霊を慰めるため、その神霊を京都に移すよう幕府に命じたが、その後間もなく
崩御
した。子の
明治天皇
がその意を継ぎ、現在地に社殿を造営し、
慶応
4年(
1868年
)、御影堂の神像を移して
神体
とし白峯宮を創建した。最初の宮司には、讃岐
白鳥神社
の神職家の
猪熊夏樹
が就いた。
明治
6年(
1873年
)、
藤原仲麻呂の乱
に巻き込まれて
淡路
に配流されてそこで亡くなった淳仁天皇(淡路廃帝)の神霊を淡路から迎えて合祀し、官幣中社とした。
昭和
15年(
1940年
)に官幣大社に昇格し、
神宮
号の宣下を受けて白峯神宮となった。