2015.09.16更新

清浄華院(しょうじょうけいん)

        泣不動尊


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所在地 京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町395
位置 北緯35度1分30.6秒 東経135度46分6.4秒
山号 なし
宗旨 浄土宗
寺格 大本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)貞観2年(860年
開山 (伝)開創開山・慈覚大師円仁 改宗開山・法然
開基 (伝)清和天皇
中興 村上天皇
正式名 大本山清浄華院
別称 浄華院(浄花院)、浄山
札所等 法然上人二十五霊跡23番
文化財 絹本著色「阿弥陀三尊像(普悦筆)」(国宝)、
紙本著色「泣不動縁起」絵巻(重要文化財
清浄華院(しょうじょうけいん)は京都市上京区にある浄土宗の寺院。浄土宗七大本山の一つであり、同宗の京都四箇本山の一つである。呼称は院号のみで、山号・寺号はない。寺伝によれば平安時代清和天皇の勅願により円仁が開基したとされる。法然上人二十五霊跡23番である。2012年現在の法主は大正大学名誉教授真野龍海
『清浄華院誌要』によれば、貞観2年(860年)、円仁(慈覚大師)が清和天皇の勅願により宮中に建立した仏殿・禁裏内道場として発足し、当初は円(法華)密(密教)浄(浄土)戒(戒律)の四宗兼学の寺院であったという。後白河天皇後鳥羽天皇高倉天皇の三天皇に授戒した浄土宗祖・法然がその功績により当院を下賜され、以後浄土宗寺院となったと伝える。このため円仁を開創開山、法然を改宗開山として仰いでいる。ただし、宮中における創建については『日本三代実録』『日本紀略』になく、法然が当院を下賜された旨も法然伝にはみえない[1]
皇室の帰依篤く当初より現在まで御所の近くに有り続けたため、都以外に伽藍を構えたことがないことから「山号がない」とされている。

        法然上人