2016.11.20更新

勝林寺


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        毘沙門天

        毘沙門天

東福寺の塔頭で、天文十九年(一一五〇)に第二百五世住持高岳令松によって創建されました。仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれています。
本堂は大檀那であった近衛家の大玄関を移して建立し、境内には一切経を埋めた石塔が建てられています。
毘沙門堂に安置する毘沙門天立像は、等身大に近い像で左手に宝塔、右手に三叉戟を持った忿怒相、作は平安時代十世紀後半ごろに遡るといわれています。毘沙門天立像は、東福寺仏殿の天井内に秘かに安置されていましたが、江戸時代に開山高岳令松の霊告により独秀岱によって発見され、勝林寺の本尊として祀られるようになりました。

        毘沙門天

         不動心

         大道

        大日如来