2016.10.17更新

雙林寺


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         医王殿

所在地 京都府京都市東山区高台寺
北門前通下河原東入る鷲尾町526
位置 北緯35度0分8.3秒
東経135度46分54.1秒
山号 霊鷲山(または金玉山)
宗派 天台宗
本尊 薬師如来
創建年 延暦24年(805年
開基 最澄
札所等 京都十二薬師霊場7番
文化財 木造薬師如来坐像(重要文化財)
雙林寺(そうりんじ)は、京都市東山区にある天台宗の寺院。山号は霊鷲山(または金玉山)。院号は法華三昧無量寿院。寺号は正しくは沙羅双樹林寺という。本尊は薬師如来
この寺は、805年延暦24年)桓武天皇の勅願により最澄が創建したのが始まりと伝えられる。その後、この寺には平安時代後期の武士で後白河天皇に仕えた平康頼、平安時代後期の歌人西行南北朝時代の歌人頓阿などが隠棲している。1384年至徳元年)国阿が入寺して再興し時宗の道場が置かれ、時宗十二派の「国阿派」の本寺とされたが、その後衰退した。江戸時代に入り、高台寺大谷祖廟の造営にあたって寺地を献上し、規模が縮小された。明治初年に再び天台宗の寺院に復帰したが、円山公園が造成のために上地し、本堂と飛地境内にある西行堂のみとなった。