2014.09.24更新
華厳寺(鈴虫寺)
妙音大士
所在地 | 京都府京都市西京区松室地家町31 |
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位置 | 北緯34度59分37.05秒 東経135度41分5.5秒 |
山号 | 妙徳山 |
宗旨 | 臨済宗 |
宗派 | 単立 |
本尊 | 大日如来 |
創建年 | 享保8年(1723年) |
開基 | 鳳潭 |
別称 | 鈴虫寺 |
公式HP | 妙徳山・華厳寺 鈴虫寺 |
華厳寺(けごんじ)は、京都府京都市西京区にある臨済宗の寺院である。山号は「妙徳山」(みょうとくさん)。本尊は大日如来。正式名称は「華厳寺」であるが、スズムシを四季を通して飼育しているため、通称「鈴虫寺」(すずむしでら)と呼ばれている。
様々な種類の竹を集めた庭園や、わらじをはき、願い事を一つだけ叶えるという「幸福地蔵」、僧侶による参拝者への茶菓のもてなしと鈴虫説法等も有名で、京都市内の寺院の中でも特に積極的な拝観者招致策を展開し、成功した例としても知られる。
享保8年(1723年)、鳳潭によって創建される。鳳潭は学僧として知られ、華厳宗の復興を志して当寺を創建した。慶応4年(1868年)、慶厳が入寺して臨済宗に改められた。
寺の所在地はかつての最福寺の旧地である。最福寺は平安時代末期、源義家の後裔の延朗上人によって建立されたもので、現在も華厳寺の東方に「谷ヶ堂」という小堂が最福寺の旧跡として残されている。