2015.04.17更新

真清田神社

       真清田神社

所在地 愛知県一宮市真清田1-2-1
位置 北緯35度18分27.20秒
東経136度48分7.51秒
主祭神 天火明命
社格 式内社名神大
尾張国一宮
国幣中社
別表神社
創建 (伝)初代神武天皇33年
本殿の様式 流造
例祭 4月3日(桃花祭)
主な神事 駒牽神事
真清田神社(ますみだじんじゃ)は、愛知県一宮市にある神社式内社名神大社)、尾張国一宮旧社格国幣中社で、現在は神社本庁別表神社
天火明命は、神武天皇33年にこの地を「尾張」と名づけ開拓した天香山命の父神である。天香山命の子孫が尾張氏とされ、天火明命は尾張氏の祖神とされる。 なお、祭神については古くから諸説ある。

尾張氏の一部が尾張国中嶋郡に移住した時に、祖神である天火明命を祀ったのが起源と考えられる。尾張氏は当社を中心に開拓を進め、後に一族の名が国名になり、日本武尊の妃として宮簀媛を出すなど繁栄した。
平安時代のころより、尾張国一宮と称された。当社について、阿仏尼の『十六夜日記』に「一の宮といふ社を過ぐる」と記述がある。同市内の大神神社も尾張国一宮を称する。
戦国時代、のちに森氏に仕えた関成政は、織田信長から正倉院の名香蘭奢待の破片を拝領し、当社に奉納した。

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