2016.04.16更新

海蔵寺


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         大悲殿

当山は、天正2年(1574)ごろに創建され、ご本尊は「十一面観世音菩薩」で、宗派は曹洞宗(禅宗)に属し、本山は福井の永平寺・横浜の総持寺であります。
旧伝によれば、昔は西方村にあって現在地に移りましたが、その時期は明らかではありません。
後年本末改めの際、津の四天王寺より『啅州有暾(タクシュウユウトン)大和尚』を請うて 当山の改組となりました。
特に当寺は、徳川幕府のお手伝い普請の『宝暦治水工事』における自害者51名の半数に近い24名の薩摩義士の墓所であります。(3基は明治までに墓碑湮滅、うち1基は平成6年に鹿児島の遺族の子孫により再建され、現在は22基)