2016.04.16更新
桑名宗社&旧跡七里渡
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桑名神社 中臣神社
所在地
三重県桑名市本町46番地
位置
北緯35度3分55.6秒
東経136度41分40.7秒
主祭神
天津彦根命
天久々斯比乃命
天日別命
春日四柱神
別名
春日神社
例祭
8月16日・17日
9月17日・18日
主な神事
石採御神事
桑名宗社(くわなそうじゃ)は、
三重県
桑名市
本町にある
神社
である。桑名神社(三崎大明神)と中臣神社(春日大明神)の両社から成り、桑名の総鎮守社として篤く崇敬されている。正式名称の桑名宗社より、「春日神社」、「春日さん」の通称がより多く用いられ、親しまれている。また、7月末の
石採御神事
は天下の奇祭としても有名である。
七里の渡し(しちりのわたし)は
東海道五十三次
で知られる
宮宿
(
愛知県
名古屋市
熱田区
)から
桑名宿
(
三重県
桑名市
)までの海上の渡しで、かつての
官道
。この渡しの宮宿側、または、桑名宿側の渡船場のみを指して「七里の渡し」と呼ぶことも多い。
七里の渡しは
東海道
における唯一の海上路で、
1601年
(
慶長
6年)の東海道制定の際に定められた。七里の渡しの名称は、移動距離が7
里
であったことに由来する。
渡し船
によって移動し、所要時間は約4時間であった。「桑名の渡し」、「熱田の渡し」、「宮の渡し」、「間遠の渡し」などとも言った。天候の悪化などにより、
海難事故
がしばしば発生する東海道の難所の一つであった。海上を避ける迂回路としては、
脇往還
の
佐屋街道
があった。宮宿、桑名宿は渡船場として賑わい、
旅籠屋
数でそれぞれ東海道における1位と2位の規模を誇った
[1]
。
現在でも七里の渡しに関する
遺構
を見ることができる。また、往時を偲んで、熱田・宮の渡し跡-桑名・七里の渡し跡間を観光船で巡る「平成七里の渡し」が企画、開催されることがある
[2]
[3]
。
渡船場跡が七里の渡跡(桑名市東船馬町)として整備され、三重県指定文化財(史跡)となっている
[4]
。
伊勢国
の東の玄関口として位置付けられ、
伊勢神宮
の「一の
鳥居
」が設置されている。