2016.07.31更新

椿大神社


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         椿岸神社

         椿大神社

所在地 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
位置 北緯34度57分52秒 東経136度27分06秒
主祭神 猿田彦大神
社格 式内社(小)
伊勢国一宮
県社
別表神社
創建 (伝)垂仁天皇27年
別名 猿田彦大本宮
例祭 10月11日

椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市にある神社式内社伊勢国一宮旧社格県社で、現在は神社本庁別表神社。三重県では伊勢神宮二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝した。
猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田彦大神を祀る神社の総本社とされる。
社伝によれば、垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたのを創始とする。史料における初見は、天平20年(748年)6月17日の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』である。当社は一般に『延喜式神名帳』に記載される「椿大神社」として伊勢国一宮に比定されるが、同市一ノ宮町の都波岐神社を「椿大神社」とする説もある。
社伝によれば、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道開祖であり、役行者を導いたとのことで、中世には修験神道の中心地となった。なお、現宮司は、行満大明神の末裔であるという。
明治4年(1871年)に郷社昭和2年(1927年)に県社に列格。昭和10年(1935年)、内務省神社局の調査により、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社「地祗猿田彦大本宮」とされた。しかし、それらの神社で当社と実際に関係があるものは少数である。一方で、「椿大明神」を祀る「椿神社」は全国各地に存在している。
昭和62年(1987年)、アメリカ合衆国カリフォルニア州にアメリカ椿神社(現・アメリカ椿大神社ワシントン州))を創建し、神道の普及活動を開始。
社宝に、吉備真備奉納と伝わる獅子頭があり、獅子舞発祥の社ともされる。