2014.05.27更新

三嶋大社

        三嶋大社

所在地 静岡県三島市大宮町二丁目1番5号
位置 北緯35度7分20.66秒
東経138度55分7.79秒
主祭神 大山祇命
積羽八重事代主神
社格 式内社名神大
伊豆国一宮
伊豆国総社
官幣大社
別表神社
創建 不詳
本殿の様式 三間社流造
例祭 8月16日
主な神事 お田打ち神事(1月7日
粥占神事(1月15日
奉射神事(1月17日
鳴弦式(節分の日
流鏑馬神事(8月17日
三嶋大社(みしまたいしゃ)は、静岡県三島市大宮町にある神社式内社名神大社)、伊豆国一宮総社旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社
静岡県東部の伊豆半島基部、三島市の中心部に鎮座する。境内は交通上の要衝に位置し、大鳥居前を東西に旧東海道、南に旧下田街道が走る。当地は伊豆国の中心部として国府のあった地で、のちに三嶋大社の門前町として発達、いつしか地名も大社に由来して「三島」と称されるようになったとされる。
社名の「三嶋」とは伊豆大島三宅島を含む伊豆諸島を指すと言われ、主祭神は伊豆諸島の開拓神である。当社は、古代には伊豆諸島の噴火を畏れた人々から篤く崇敬された。中世に入ると、伊豆国の一宮として源頼朝始め多くの武家からの崇敬を集めた。近世以降は三島が東海道の宿場町として発達したことに伴い、東海道を往来する庶民からも篤く信仰された神社である。
境内では本殿・幣殿・拝殿が国の重要文化財に、キンモクセイが国の天然記念物に指定されている。また社宝では、北条政子の奉納と伝わる国宝の「梅蒔絵手箱」を始めとして、多数の宝物が国の重要文化財や静岡県の文化財に指定されている。