2016.04.30更新
櫻岡大神宮
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櫻岡大神宮
所在地
宮城県
仙台市
青葉区
桜ヶ岡公園
1-1
位置
北緯38度15分34.7秒
東経140度51分42.4秒
主祭神
天照皇大神
、
豊受大神
、
ほか16柱
社格
等
県社
創建
1621年
(
元和
7年)
本殿の
様式
神明造
例祭
10月17日
櫻岡大神宮(さくらがおかだいじんぐう)は、
仙台市都心部
の西、
広瀬川
左岸の
西公園
内にある
神社
。
旧社格
は県社。同社の周辺は、
仙台市
の中でも有数の
サクラ
の名所として知られる。
伊達政宗
が創建した神社である。もとは
仙台城下町
の北の守りである
北山丘陵
上の
北山五山
の西にある峰の1つ(現在は
標高
117.64
m
の四等
三角点
「荒巻」
がある)に鎮座し、
神仏習合
によって
別当寺
と共に
伊勢堂山
と呼ばれた。
仙台藩
第4代藩主の
伊達綱村
により藩主継承時には必ず当社に
参詣
する慣例が創られ、藩内の有力な寺社の1つとなった。
1871年
(
明治
4年)の
廃藩置県
で仙台藩が消滅して
仙台県
が設置されると財政的な後ろ盾を失うが、翌
1872年
(明治5年)には代わって
大町
の商人が後ろ盾となり、
広瀬川
を望む名勝地の
元柳町
(現
西公園
内)に遷宮され
[1]
、
御譜代町
でも当社に近い町の信仰を集めるようになる。当地は
江戸時代
の仙台藩有力家臣の邸宅が建ち並ぶ地であったが、藩の消滅および
士族
の没落によって、次第に
料亭
・
公園
・
芝居小屋
などの
観光
・
娯楽
施設、あるいは、広い土地が必要な
学校
などに転用されていった(→
参照
)。当時から現在まで当社の門前で営業している
源吾茶
も、そのような新規の観光施設の1つである。
1926年
(
大正
15年)の
仙台市電
開業に合わせ、
肴町通り
の西の突き当たりにあたる現在地に遷宮し、同通りが
表参道
となった。ただし現在は、同通りと
西公園通
との交差点に
横断歩道
などがないため、少しの迂回が必要。
なお、伊勢堂山には
大入道
の
伝説
(→
参照
)があるが、当社との関係は不明。