2017.01.18更新

淵神社


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所在地 長崎県長崎市渕町8番1号
位置 北緯32度45分29.75秒 東経129度51分34.46秒
主祭神 田心姫命
市杵島姫命
湍津姫命
社格 県社

淵神社(ふちじんじゃ)は、長崎県長崎市淵町にある神社である。旧社格は県社。
長崎市街地の西側、稲佐山の山麓にあり、神社に隣接する長崎ロープウェイ淵神社駅から山上へ向かうロープウェーが運行されている。
田心姫命
市杵島姫命湍津姫命宗像三女神)を主祭神とし、相殿に天御中主神高御産巣日神神産巣日神菅原大神金毘羅大神を祀る。
延命寺の開基龍宣が宝珠山万福寺を建立し、その鎮守社として弁財天を祀ったのが当社の始まりである。天文年間、キリシタンによって寺とともに社殿が焼かれ、以降再建されないままであった。寛永11年(1634年)、万福寺とともに弁財天社が再建され、淵村の総鎮守として信仰された。
明治元年(1868年)の神仏分離令により、弁財天は市杵島姫命の本地仏であるので、祭神を宗像三女神に改め、「淵神社」を称する神社となった。明治7年5月に村社に列格し、昭和18年、県社に昇格した。昭和20年(1945年8月9日原爆により本殿が倒壊し、昭和35年(1960年)に再建された。