2016.09.05更新

諏訪神社

     鎮西大社諏訪神社


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所在地 長崎県長崎市上西山町18-15
位置 北緯32度45分14.6秒 東経129度52分53.5秒
主祭神 建御名方神
八坂刀売神
社格 国幣中社・別表神社
例祭 10月8日
鎮西大社諏訪神社(ちんぜいたいしゃすわじんじゃ)は、長崎県長崎市にある神社。現在の正式名称は諏訪神社であり、鎮西大社は通称。地元では「お諏訪さま」、「おすわさん」と呼ばれる。10月7日〜9日の例祭長崎くんちとして有名である。
弘治年間より長崎に祀られていた諏訪神社・森崎神社・住吉神社の三社が起源である。弘治元年(1555年)に、長崎織部亮為英が京都の諏訪神社の分霊を、現在の風頭山の麓に奉祀したのが始まりという説と、東松浦郡浜玉町の諏訪神社を勧請した説がある。戦国時代に当地はキリスト教徒の支配地となり、当社を含めて領地内の社寺は全て破壊された。江戸時代に入った後の寛永2年(1625年)、長崎奉行長谷川権六長崎代官末次平蔵の支援によって松浦一族で唐津修験者であった初代宮司青木賢清(かたきよ)が、円山(現在は松の森天満宮の鎮座地)に三社を再興し、長崎の産土神とした。正保4年(1641年)に幕府より現在地に社地を寄進され、慶安4年(1651年)に遷座した。安政4年(1857年)9月に火災により焼失したが、孝明天皇の勅諚により明治元年(1868年)に再興した。
大正10年に国幣中社に列格し、第二次大戦後は神社本庁別表神社となった。
長崎くんちの奉納は、寛永11年(1634年)に丸山町・寄合町の両町が踊りを奉納したのが始まりである。