2017.01.17更新

長崎原爆資料館

前身 長崎国際文化会館
専門分野 原爆
館長 中村明俊
事業主体 長崎市
開館 1996年4月
所在地 852-8117
長崎市平野町7番8号
位置 北緯32度46分21.12秒
東経129度51分52.05秒
長崎原爆資料館(ながさきげんばくしりょうかん)は、長崎市への原子爆弾投下に関する資料を取り扱った長崎市立の資料館である。長崎県長崎市平野町7番8号に所在し(長崎市平和会館国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館と同じ)、平和公園の一角をなす。
1945年8月9日」「原爆による被害の実相」「核兵器のない世界を目指して」などのテーマに沿って、資料、写真、解説パネルなどが展示されている。 館内には折れ曲がった工場の鉄骨、爆心地側の部分が熱線により焼けた橋げたなど原子爆弾によって破壊された建物の一部が移設されているほか、原爆投下で時が止まったままの「11:02の時計」などの被爆資料を展示し、一部の資料には手で触ることができるようにしてあり、原子爆弾の悲惨さ、凄惨さを伝える。長崎型原爆とも呼ばれる「ファットマン」などの模型も展示されている。
なかでも、長崎市内外の地形を使った模型では、原爆被害の面的な広がりを視覚的に理解することができる。原爆記録映像や被爆者の証言ビデオなどの上映もあり、長崎原爆の全体像を学ぶことができる。国による追悼施設である国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が隣接しており、地下1階・2階に連絡通路がある。
広島市にも、同じく原子爆弾投下の惨状を伝える資料館として広島平和記念資料館がある。

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