2014.11.13更新

興正寺

        大日如来

        不動明王

所在地 愛知県名古屋市昭和区八事本町78
位置 北緯35.140667度 東経136.9625194度
山号 八事山
宗派 真言宗
本尊 大日如来
創建年 1686年貞享3年)
開基 天瑞圓照
正式名 八事山 遍照院 興正律寺
別称 八事観音
札所等 知多四国八十八ヶ所霊場88番
名古屋二十一大師霊場21番
東海三十六不動尊36番
なごや七福神(寿老人)
大名古屋十二支 恵当寺 卯年本尊札所
文化財 五重塔(重要文化財)

         正観世音

         寿老人

         西方佛

興正寺(こうしょうじ)は、愛知県名古屋市昭和区八事本町にある真言宗系の寺院。包括団体は高野山真言宗。山号は八事山。通称は八事観音。本尊は大日如来。境内は本堂などがある西山普門院と奥之院がある東山遍照院に分かれており、全域が興正寺公園として開放されている。
高野山において弘法大師五鈷杵(ごこしょ)を授かった天瑞圓照により1686年貞享3年)に建立。1688年尾張藩二代目藩主徳川光友の帰依を受け、尾張徳川家の祈願寺として繁栄し「尾張高野」とも称される[1]
現在は高野山真言宗別格本山であるが、後述の問題により、総本山・金剛峯寺との関係が悪化し高野山真言宗からの離脱を公示したため、真言系単立の寺院になるための手続きをしているが、単立寺院になれるかは未定。また、これに伴う教義の変更はないとしている[2]
霊場としては名古屋市観光協会の後援により昭和30年頃には大名古屋十二支の恵当寺として卯年の護り本尊の文殊菩薩の霊場となり、昭和62年にはなごや七福神寿老人の霊場になった。
2016年建立を目標に、名古屋市港区南陽地区(イオンモール名古屋茶屋東側)に建設が進められている名古屋市第二斎場(仮称)に隣接するところに、「興正寺 港別院」[3]の建設が予定されている。
前述のイオンモール名古屋茶屋 店内に案内所『八事山興正寺 港別院 「やすらぎ庵」』が設けられている。

興正寺をめぐる問題