2015.09.21更新
物部神社
石神堂 物部神社
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所在地
愛知県
名古屋市
東区
筒井3-31-21
位置
北緯35度10分24.3秒 東経136度55分53.5秒
主祭神
宇麻志麻遲命
(うましまじのみこと)
社格
等
式内社
(小)
旧
村社
創建
垂仁天皇
の御代
別名
石神神社
例祭
10月7日
物部神社(もののべじんじゃ)は、
愛知県
名古屋市
東区
筒井にある
神社
。
延喜式神名帳
における
式内社
である。大石を神体とすることから、石神神社(いしがみじんじゃ)、石神堂(いしがみどう)、山神(やまがみ)とも
[1]
[2]
。
垂仁天皇
の御代に初めて社殿を造営したと語り継がれている。
平安時代
前期の
延喜式神名帳
には
愛智郡
(愛知郡)の
式内社
として物部神社があった。平安時代末期の
尾張国内神名帳
には、従三位物部天神と記されている
[2]
。
JR
中央本線
千種駅
を中心として物部神社や
高牟神社
がある地域は、古代には物部郷古井村、中世には鳴海荘古井村と呼ばれ、
物部氏
の拠点があったとされる。いずれも式内社の両社は400mほどしか離れておらず、
尾張名所図会
には物部神社と高牟神社が同一図に描かれている。元禄年間(1688年-1704年)には、第3代
尾張藩
主
徳川綱誠
が社殿を修復した
[1]
[2]
。1868年(明治元年)、尾張国千種村の本社が延喜式神名帳の物部神社に同定された。つづいて村社に列せられた。1953年(昭和28年)には本殿拝殿が造営された
[2]
。
祭神は
物部氏
の祖神である
宇麻志麻遲命
。尾張国や美濃国には数多くの物部神社が存在したが、多くが合祀された結果、現在では尾張国では本社だけが残り、美濃国では本巣に2座のみが存在するという。