2014.05.12更新

長谷寺

        大悲閣

         御詠歌

       日限地蔵尊

         大黒天

所在地 奈良県桜井市初瀬731-1
位置 北緯34度32分9.22秒
東経135度54分24.57秒
座標
山号 豊山(ぶざん)
宗派 真言宗豊山派
寺格 総本山
本尊 十一面観音(重要文化財)
創建年 奈良時代(8世紀前半)
開基 道明
正式名 豊山 神楽院 長谷寺
別称 花の御寺
札所等 西国三十三所8番
真言宗十八本山16番
神仏霊場巡拝の道 第35番
文化財 本堂、長谷寺経、銅板法華説相図(国宝)
木造十一面観音立像、仁王門ほか(重要文化財)

長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺。山号を豊山神楽院と称する。本尊は十一面観音、開基(創立者)は道明とされる。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られる。
大和伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建つ。初瀬山は牡丹の名所であり、4月下旬〜5月上旬は150種類以上、7,000株と言われる牡丹が満開になり、当寺は古くから「花の御寺」と称されている。また『枕草子』『源氏物語』『更級日記』など多くの古典文学にも登場する。中でも『源氏物語』にある玉鬘の巻のエピソード中に登場する二本(ふたもと)の杉は現在も境内に残っている。
大和七福八宝めぐり(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺當麻寺中之坊、安倍文殊院おふさ観音談山神社久米寺)の一つに数えられる。